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渡満道路の桜並木

 渡満道路は、1938(昭和13)年にこの地に開設された満蒙開拓団青少年義勇軍の訓練所と内原駅を結ぶ道路。 当時この周辺は松林で満足な道路も無かった。このため義勇軍の訓練生が道路を整備し記念に桜を植樹した。 訓練生が盛大に開催された「渡満壮行式」の後、この道を通って内原駅に向かい満州に渡ったことから「渡満道路」 と呼ばれるようになったという。現在は桜並木が約200mほど残っている。

渡満道路の桜並木

■水戸市内原町。